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ワンピース OnePiece 古代文明繁栄の謎

ところで、「凪の帯(カームベルト)」や「偉大なる航路(グランドライン)」はいつから存在したんだろう?なんだか妙な疑問が頭に浮かびました。

グランドラインにはルフィ達が立ち寄った場所だけでも古代から繁栄した文明があったらしい痕跡がいくつもあります。4000年前に建築されたと言うアラバスタの王宮、800年前に滅びてしまった、とは言え黄金郷と呼ばれるほど金を使いまくった(?)シャンドラの遺跡。あのドラム王国にしても、王宮は標高5000メートルの高地にあると言います。何故そんなところに建てたのかは疑問ですが、いずれにしろそんな場所にあれだけの城を建てるには相当の財力、労力、技術力が必要だったはずです。

それでは古代文明に限らず、そこに国ができ繁栄するために必要な物は何でしょう?


 

人が生活するために最低限必要な物は、水と食料。
ですから古代文明の発祥地と呼ばれるエジプト、メソポタミア、インド、中国はいずれも大河の河口で農業の生産に適し気候も温暖なところでした。
それから少し後の時代になりますと色々な産業が発達しそれにつれ貿易も盛んになります。
そうなりますとそれぞれの産業の中心地や貿易に便利な場所(大きな港や交通の要衝の地)が繁栄するようになります。

グランドラインに点在する国々はそれぞれはあまり大きくはない島にあります。
ですから全てが自給自足が可能なところは多くはないと思います。
そうなるとそこに国ができ繁栄するために絶対に必要な条件は「交通の要衝の地」になり得るかどうか、と言うことになりますね?

ところが・・・、グランドラインはルフィ達の時代でさえ航行に困難を極め命がけの冒険になるような海、です。4000年前にしろ800年前にしろ、そんな危険な海に浮かぶ島が「交通の要衝の地」になるでしょうか? 貿易の中心地になり得るでしょうか? そこが仮に独自の産業を持つ土地だったとしても目的地に無事着ける保証のないようなところに人が集まり文化が発達するのでしょうか?


もしかすると、古代文明が繁栄した頃、この世界の海に海王類が群生する「凪の帯(カームベルト)」も航行が困難な「偉大なる航路(グランドライン)」も存在しなかったのではないだろうか。

私がぼんやり考えたのはそんなことでした。


古代、そこは安全な航行ができる海だった。それ故にそこに点在する島々にはいくつもの豊かな国が発達しそれぞれが古代世界の中で枢要な国となっていた。そしてそれらを結ぶ航路を人々は「偉大なる航路(グランドライン)」と名付けた。・・・。

そんな想像が自然なことのように思えるのです。

それならば・・・

「凪の帯(カームベルト)」はいったいいつから存在するのか。

「偉大なる航路(グランドライン)」はいつからでたらめな天候と地磁気の異常に支配される地帯になったのか。

私の仮説が正しければ、どうやらこういったことがワンピース、ひとつなぎの大秘宝の重要なポイントになりそうです。

そして・・・

・・・・・

 

あっ、ちょっと先を急ぎすぎましたね。
もう少しゆっくりワンピース OnePiece の世界を楽しみながら考察を続けましょう。